BMIというコトバを耳にされたことがあるでしょう。体重÷(身長(メートル)×身長メートル)で出された数値がBMI値となります。

BMI値22が平均体重とされる数値で、適性体重とされる範囲は18.5〜25未満。生活習慣病その他の病気にかかりにくい理想的、かつ健康的数値とされています。

しかしながら、ここ最近の20代〜30代の女性たちの多くが、痩せすぎを示す18.5よりかなり低めのBMI値である低体重傾向にあるのだそうです。

ファッションモデルやタレントさん、女優さんたちは大抵スリムですよね。痩せ気味傾向の芸能人に憧れる傾向は、日本に限らず、先進国と呼ばれる国々に共通するようです。

若い世代に拒食症を誘発させる危険性から、フランスではBMI値18以下のモデルを起用すると、法律によって罰金や禁固刑に処されてしまうそうです!

ファッション大国フランスでは政府が介入してくるほど、若い世代の“痩せ願望”は深刻ということですね。

国が介入してくるほどではないにせよ、日本でも状況は似たり寄ったりかもしれません。

痩せていなければダメなのか。太っていたら可愛くないのか。

太っている、痩せているは女性的な魅力とは関係なく、その人の持つ骨格や、顔、手足のバランスなどから、客観的に見て好ましい体型というのがあるわけです。もっと言えば、体型の好みも人それぞれ。

脂肪吸引など芸能人の施術も数多く手がけてきたという有名な美容外科医は、自他共に認める「ポッチャリ好き」。世の女性はもう少しふくよかな方がいい、と常々提言しています。

世の中にはポッチャリ好きの異性も少なくはないのに、自身は太っている自分を好きになれないし、そういう奇特な男性との出会いもない…。

そうしたネガティブな感情は必ずや表情に表れるでしょうし、出会った人に「自信のなさ」や「卑屈な態度」を感じさせ、実はそこから無限に広がる可能性もあった交友関係を自ら狭めたものにしてしまう危険性大です!

もし、あなたが元気になれるというなら、自分に自信が持てるなら、たとえ適正体重の範囲内であってもダイエットしてみる、それは決して悪いことではありません。

しかし、「痩せれば即モテ」などという幻想は抱かないことです。太っていても、痩せていてもモテない人はモテない。目鼻立ちの整った、一般的に美人と言われるような顔立ちで、スタイルもいいのに、モテない人だっています。

「美人は理想が高いから」なんていう人がいますが、「私のルックスに釣り合うオトコはいないわ」なんて言ってる理想の高すぎる美人と、自分の容姿にまったく自信が持てない人というのは、実はあまり大差ないのではないでしょうか。

条件つき(理想)の異性にシアワセにしてもらうことと、「痩せていたら」「美人だったら」と条件つきのあなたを愛してくれる恋人、…どちらも似かよっているように感じませんか?

大切なのは、あなたから「愛すること」、あなたの方から「相手をシアワセにしてあげたい」という気持ち。

その意識を持つだけで、あなたの表情は見違えるほど変わってきます。良縁の可能性は今までとは比べようもないほど広がってきます。

太っている、不美人である…。それはモテないことのいいわけになどなりません。また、痩せていること、顔立ちが整っていることが、必ずしも愛される、シアワセになれる条件とは限らない。

大事なのは、自分以外の人を大切に思う気持ち。そんな心から滲み出る、ハッとさせるほど美しい表情なのです。

あなたも表情美人になって素敵な恋をゲットしませんか!