美肌や痩身のためにエステティックサロンを利用することはけっして否定しません。「時間をかけて日々丁寧にお手入れすれば、いつまでもキレイでいられますよ」とサロンスタッフは言います。

しかし、それをつづけるためには費用もかかりますし、日々の忙しい中からサロンに通う時間をなんとか捻出しなければなりません。

しかし、時間を捻出し、サロンスタッフの手に委ねて数時間を過ごすと、鏡に映った私は確かに若干若返っているようにも見えます。

サロンスタッフは高級なスキンケア商品を手に、「お手入れはホントこれだけ!すご〜く簡単でしょう?」と連呼します。

正直、それを聞いて、「本当に簡単ね」と納得したことはなく、大抵の場合、「わ、めんどくさ〜!」等と思ってしまうのです。

サロンには最低でも月一度、できれば毎週通った方がよいと言います。

「頻繁にサロンに来られないようだったら、このスキンケア商品を使って丁寧に毎日ケアしてあげればよいお肌の状態がキープできます」などと言われます。

スキンケアに時間かけてる余裕なんかないよ!と思ってしまいます。

80を超える義母は資金にも時間にも十分な余裕があるので、高価なスキンケア商品をセットで揃え、サロンスタッフに教わった通り、丁寧に肌のお手入れしています。

義母の肌は80代と思えないほど、ピカピカのつるつる。高価なスキンケア商品も、エステサロンスタッフのアドバイスも否定しません。

その上ではっきり断言します。“美しさ”のために日々の丁寧なお手入れと資金など、一切必要なし!と。

プラセボ(偽薬)効果というコトバがあります。

信頼できる人物から、「効き目は確か」と言われると、ただのラムネにすぎないものを飲んでも症状が緩和された気がするというもの。

反対に、どんなに効果の高いクスリでも、「効かないに決まってる」と思っていたら効果が実感できない。

強いて言えば、前者はエステサロン信者の義母、後者は、「エステサロンに効果ナシ!」と言ってみたい私自身の姿です。

エステサロンの施術や、スキンケア商品の効果を実感するためには、まずそれを信じることが大事。

さらに言えば、「これだけお金を投資したのだから、効果が出ないはずはない」という盲信。信じる者は救われるのです。

反対に疑ってかかる人は、効果は出ていても、「こんなのはウソだ、まやかしだ」と思います。

たとえ目に見えてはっきり効果が出ようとも、「この鏡、ライティングが変じゃないですかぁ?」等といかにもこれは目の錯覚であるかのように言いがかりをつけてみたりするのです(私)。

こんな人に真心を持って施術するのは時間のムダ。

かつてエステサロンは私の義母のように時間と暇にあかせた有閑マダムか芸能人のもの、というイメージがありました。

最近はヤングママさんたちをターゲットにした低価格エステサロンが人気のようです。

「忙しい日々の中のささやかな贅沢」と思い、投資をすれば、お値打ちだと思います。

「エステってさぁ!もっとラグジュアリーな非現実的空間じゃないと効果が出たって気がしないのよね!」と言いがかりをつけるような人(私)はお金をかけてそういったサロンに行って下さい。

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どちらのサロンを選んだにせよ、サロンに行かない選択をしたにせよ、それが自分にとって心地よい選択なら、それこそがあなたに美をもたらす道なのです。